西武対オリックス 10回裏西武2死満塁、サヨナラ打を放つ滝沢(撮影・狩俣裕三)

<西武3-2オリックス>◇17日◇ベルーナドーム

西武がオリックスにサヨナラ勝ちで連勝し、貯金を今季最多の「5」にした。2-2同点で迎えた10回裏2死満塁のチャンスで、滝沢夏央内野手(21)がサヨナラ打を放った。

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▼現役最小兵となる身長164センチの西武滝沢がプロ初のサヨナラ安打。164センチ以下の選手がサヨナラ打を放ったのは、74年弘田澄男(ロッテ=163センチ)以来51年ぶり。弘田は74年9月22日の日本ハム戦で通算3本目のサヨナラ安打を打っている。滝沢は21年育成ドラフトで入団。西武の育成ドラフト入団選手がサヨナラ打は、23年6月7日中日戦の長谷川信哉(本塁打)に次いで2人目。

◆滝沢夏央(たきざわ・なつお)2003年(平15)8月13日生まれ、新潟県上越市出身。関根学園では内野手兼投手として1年春から1桁背番号を背負うも、甲子園出場なし。21年育成ドラフト2位で西武入団。22年5月に支配下選手登録された。今季推定年俸1100万円。身長164センチは現役最小兵。体重65キロ。右投げ左打ち。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【データ】現役最小兵の西武滝沢夏央サヨナラ打、164センチ以下では弘田澄男以来51年ぶり