ドジャース対エンゼルス 試合前練習で走るドジャース佐々木(撮影・滝沢徹郎)

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督が16日、「右肩のインピンジメント症候群」で15日間の負傷者リスト入り(IL)した佐々木朗希投手(23)が、異変を感じてからすぐに球団に伝えなかったことについて、今後に向けての「勉強だ」と改善を求めた。

佐々木は13日からIL入り。翌日の会見で「痛み自体は2登板前ぐらいから」と明かしていた。球団と佐々木の間にコミュニケーションの問題があるのかと問われた同監督は「彼は闘争心を持ち、チームの一員として戦い続けたかったと思うし、投手陣にケガ人が多いことも知っていたからチームのことも考えたと思う」とし「コミュニケーションは双方向で成り立つものだから、選手が言ってくれなければ我々は分からない。ロウキには、もっとオープンに話してくれれば、球団がそれによって選択肢ができるのだと学んでほしい」と注文。「今回のIL入りは、ロウキにとっていい学びの機会になった」と話した。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 佐々木朗希、右肩の異変を球団に伝えず ロバーツ監督「勉強だ」「学んでほしい」改善求める