神戸大迫勇也(2025年4月12日撮影)

<明治安田J1:神戸3-2G大阪>◇17日◇第17節◇ノエスタ

ヴィッセル神戸がガンバ大阪との関西対決を制し、連敗を2でストップした。

先手を取ったのは神戸。4試合ぶりに先発復帰したFW大迫勇也(34)が、結果で期待に応えた。0-0で迎えた後半5分、G大阪のクロスを拾ったDF酒井高徳(34)が3人をかわしてラストパス。MFエリキ(30)がスルーしたボールを大迫がゴール右上に突き刺した。2月22日名古屋グランパス戦以来となる今季3点目となるエースのゴールで、神戸が先制した。

しかしその6分後には、G大阪がネットを揺らす。DF黒川圭介(28)が切り込んで入れたマイナス方向のクロスからMF倉田秋(36)蹴り込んで同点とした。同14分にはDF本多勇喜(34)のロングスローからつないで、最後はエリキがスライディングで押し込んで神戸が再びリードするも、同28分にはG大阪DF黒川圭介(28)が右足でビューティフル弾を決めて再び追い付く粘りを見せた。

一進一退の展開に終止符を打ったのは、大迫だった。同アディショナルタイムにMF佐々木大樹(25)が右からクロスを入れると、ニアサイドに大迫が飛び込んでヘディング弾。今季初の3得点を挙げた神戸が、3試合ぶり勝利を手にした。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【神戸】後半の打ち合い制して3試合ぶり白星 先発復帰の大迫勇也が2ゴール