オリックス中嶋聡前監督(2024年11月撮影)

<ドジャースーエンゼルス>◇16日(日本時間17日)◇ドジャースタジアム

前オリックス監督の中嶋聡氏(56)がNHKのゲスト解説に登場した。

ドジャースの注目選手には「9番二塁」で先発した金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)を挙げた。キム・ヘソンは14日にメジャー初本塁打を放つなど、試合前時点で12試合に出場し、打率4割2分9厘をマークしている。

中嶋氏は「見ていてどちらかというと日本の粘ったりとか、しっかりフォアボールをとったりとかいうのが、いいなと思いながら見てます」と、日本でプレーする選手たちと重ね合わせて好印象を語った。

「ドジャースはどうしても7、8、9番が調子悪かったですけど、ここがつながり出したら大谷選手に打点がつきますので、まだまだ強くなると思います」とポイントに挙げた。

キム・ヘソンは前日は3安打2四球を選び、1番大谷につなげた。デーブ・ロバーツ監督(52)は前日の試合後、「最近はキムが出塁してくれることで走者がいる状態になり、ショウヘイも打ちやすくなる。スピードがプレッシャーを生み、盗塁もできるし、(安打で)一気に一塁から三塁へ進むこともある。そのダイナミックさが、上位打線の攻撃の幅を広げてくれる」と高評価していた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 中嶋聡氏、キム・ヘソンに好印象の理由語る 大谷翔平打点アップへの貢献にも期待