Aマドリード、ビリャレアルMFバエナ獲得で基本合意か 移籍金は88億円と現地紙報道
アトレチコ・マドリードが来季に向け、ビリャレアルのスペイン代表MFバエナ(23)の獲得で合意したと、スペインのサッカー番組エル・チリンギート・デ・フゴネスが16日に報じた。
Aマドリードは今夏、サムエウ・リーノやリケルメなどに退団の可能性がある中盤を強化するつもりであり、以前よりバエナを獲得候補に挙げてきた。バエナには以前よりサウジアラビアのクラブから巨額オファーが届いているものの、本人にスペインを離れる意思はなく、Aマドリードが移籍金約5500万ユーロ(約88億円)を支払うことでビジャレアルと基本合意したとのことだ。
バエナはドリブル突破やパス、シュートの精度の高さ、将来性などからシメオネ監督に気に入られており、チームにうまくフィットすると考えられている。1月にAマドリードと対戦した際に好プレーを連発し、高評価を受けていた。本来のポジションは左サイドハーフだが、インサイドハーフやトップ下でもプレーできるポリバレントな能力を持ち合わせ、セットプレーも得意としている。
今季、スペインリーグで30試合(先発28試合)に出場。6ゴールを決め、リーグ戦で2番目に多い9アシストを記録している。