アストロズ時代のトニー・ケンプ(2019年撮影)

アスレチックスなどでプレーしたトニー・ケンプ外野手(33)が15日(日本時間16日)、自身のインスタグラムで現役引退を表明した。「神様、メジャーリーガーとしてプレーさせてくれてありがとう。プロ生活12年、そしてメジャーでの9シーズンを終え、スパイクを脱ぐことを決めた」とつづり、家族や所属球団などに感謝の言葉を並べた。

身長168センチのケンプは名門バンダービルト大から13年ドラフト5巡目(全体137位)でアストロズから指名され契約。16年にデビューし、主に外野と二塁を守った。19年途中にカブス、20年にアスレチックスへ移籍。昨季はオリオールズと契約するも5試合で9打数無安打に終わり4月に自由契約となった。今季は所属先がなかった。

メジャー通算739試合で460安打、打率2割3分7厘、35本塁打、184打点、53盗塁、OPS.674。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 トニー・ケンプが現役引退表明 アストロズ、アスレチックスなどでプレー