DeNA対阪神 8回裏DeNA2死一塁、代走石上(左)は二塁盗塁に成功する(撮影・足立雅史)

<DeNA1-0阪神>◇15日◇横浜

審判の隠れたナイスジャッジがあった。

DeNAの8回の攻撃。2死一塁で、代走石上泰輝内野手(23)が警戒をかいくぐって、二塁盗塁に成功した。

阪神がリクエストしたが判定は変わらなかった。DeNAはこの回、待望の先制点を奪った。

この時、二塁塁審の川口亘太(53)はダイヤモンドの外側に位置取り、外野側からのぞき込むように、タッチの瞬間を確認した。

日本では二十数年前から、二塁ベースのジャッジはダイヤモンドの内側から行ってきた。

だが、近年は守備者がベースの前に出て、追いタッチのような形でタッチにいくスタイルが主流になりつつある。内側からだと死角が増えてしまうことから、メジャーやNPBでは一部審判が外側からジャッジするケースが出ている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【DeNA】審判の隠れた好ジャッジ 勝負決める二盗成功、長年の内側からではなく外側から確認