日本ハム対オリックス ファーストピッチセレモニーで投球する中島健人(撮影・黒川智章)

<日本ハムーオリックス>◇15日◇エスコンフィールド

愛称“ケンティー”こと中島健人(31)が、ファーストピッチを行った。黄色い声援が飛び交う中で登場。13番のユニホームを着てマウンドに向かった。キャッチャー役は、中島の熱狂的なファンを公言する田宮裕涼捕手(24)が務めた。

中島は大きく振りかぶり投球。ボールはやや三塁側にそれたが、ワンバウンドで田宮のミットにおさまった。最後に2人でハグすると、スタンドから甲高い「キャー」という悲鳴のような声が上がった。中島は「田宮選手にはライブにも来ていただきまして。今日は田宮選手やファイターズの皆さんが100%輝くステージですので、100%輝く瞬間を応援したい」とエールを送った。

この日は教育旅行や課外活動などの学校単位での観戦客も想定した、3日連続平日デーゲームの最終日。SNSでは「学校行事とかで野球見に来て中島健人でてきたらビビるなw」などとコメントが寄せられていた。

ちなみに、入団会見で「ケンティー」を呼び方にリクエストも、田宮の存在を知る家族から差し込みを受け「出しゃばらないように」と「ヨッシー」に変更した吉田賢吾捕手(24)が「5番・左翼」でスタメン出場している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本ハム】中島健人が始球式、やや逸れたボール…がちファン捕手が愛あるキャッチングからハグ