福留孝介氏、右肩故障の佐々木朗希に言及 未だに原因不明の状況に「ちょっと時間はかかるかも」
<ドジャース-アスレチックス>◇14日(日本時間15日)◇ドジャースタジアム
中日や阪神、カブスなどでプレーした福留孝介氏(48)が、NHKBSで解説を務め、右肩の故障で負傷者リスト(IL)入りしたドジャース佐々木朗希投手(23)に言及した。
今季8試合に登板して1勝1敗の佐々木は、右肩のインピンジメントで13日(同14日)にIL入りが発表。この日は取材に応じ、手術は否定した上で「去年の日本でのシーズン中も、1回離脱している時に似たような症状があった。原因だったり、そういうものがつかめていないので、そこをまず見つける作業になると思う」などと話した。
福留氏は「本人の中で、こういう症状が出てるから、こういうトレーニングをしてだったり、こういったことで痛みが引いていくことが分かっていれば早いんですけど…。それが本人の中でつかめてないとなると、状態を上げながら、治しながらというところで、ちょっと時間はかかるかもしれない」と説明した。
◆インピンジメント 衝突という意味で、肩関節を動かす際に骨や筋肉の衝突が起きることなどで痛みが生じるとされる。野球選手の投球障害の一種。股関節などで生じるケースもある。