【阪神】森下翔太、ジャクソン攻略へ「自分のできることはやります」今季3割3分3厘の好相性
阪神森下翔太外野手(24)が「ジャクソン攻略」をけん引する。15日DeNA戦(横浜)で対戦する相手先発ジャクソン。森下にとって、今季ここまで3割3分3厘、1打点と結果を残してきた相手だ。この日は新潟から新幹線での移動直前に、取材対応。好相性を誇る相手にも油断を見せることはなかった。
「ピッチャーも変わってくるので。配球に合わせてやりますけど、自分のできることはやります」
チームとしては苦戦してきた助っ人右腕だ。昨季は6試合で対戦。150キロを超える直球などで防御率2・10と抑え込まれてきた。今季も2試合で対戦して、すでに1勝を挙げられている。森下自身は、数日前にも印象や対策について語っていた。「真っすぐも速くてチェンジアップでカウントを取れる。スライダーも結構曲がるので。早めに仕掛けていきたい」。
今季はここまで左投手に対して打率2割5分5厘も、右投手には同3割6分7厘と、自身にとっては得意な右腕。「全員で打ちたいと思います」。3番打者として打線の中心に立ち、勝利を導きたいところだ。
5月はここまで月間打率3割4分1厘、4本塁打、12打点。自己最長タイとなる4試合連続の本塁打も決めるなど、抜群の成績を残してきた。一方で直近の12打席では安打から遠のく状態が続いている。
相性の良い相手から快音を響かせられれば、自身にとってもチームにとっても大きな1本になることは間違いない。横浜市出身の森下が、地元で難敵攻略の先頭に立つ。【波部俊之介】