【ソフトバンク】巨人からトレード加入の秋広優人、大江竜聖が入団会見 両選手が抱負を語る
交換トレードで巨人から加入したソフトバンク秋広優人内野手(22)と、大江竜聖投手(26)の両選手が14日、本拠地のみずほペイペイドーム内で入団会見に臨んだ。
秋広は「簡単ではないと思いますけど、何とか活躍できるように頑張りたい。ここぞの場面で一本が打てる、勝負強い打者になっていきたい」と抱負を口にし、大江は「チームの戦力になれるように。任されたところを全力で腕を振って、頑張っていきたい」と意気込んだ。
秋広は23年に自己最多の121試合に出場。打率2割7分3厘、10本塁打、41打点をマークし、パンチ力のある打撃を持ち味とする。「身長がある分、ホームランバッターに見られがちですけど、自分は(打)率の方が自信があるのかなと思います」と言った。守備は一塁に加え、外野の両翼を守ることもできる。
大江は貴重な中継ぎ左腕としての期待を寄せられる。今季1軍未登板も、通算149試合に登板し、7勝0敗、34ホールド、防御率3・75をマークしている。チームは現状で左の中継ぎ陣はダーウィンゾン・ヘルナンデス投手(28)に加え、ロングリリーフもこなす松本晴投手(24)と手薄な状況にある。ワンポイント起用を含め、大きな戦力になる可能性は高い。大江は「パ・リーグにいい打者がいると思うんですけど、左打者は必ず抑える気持ちでやっていきたい」と口元を引き締めた。
背番号は秋広が「52」、大江は「29」に決定。会見後は試合前練習に参加する予定だ。