新人王右腕スキーンズ、ジャッジに続き2人目のWBC米国代表「子供の頃から見て育ってきた」
MLBは13日(日本時間14日)、昨季新人王に輝いたパイレーツの先発右腕ポール・スキーンズ(22)が、来年3月に開催されるWBCで米国代表に選出されたと発表した。
スキーンズはメッツ戦の前に地元メディアの取材に応じ「特別な気持ち。子供の頃からWBCを見ながら育ってきて、自分がプレーする機会があるなんて思ってもいなかった。だから『もし出場する機会があるなら、出場しないわけにはいかない』って考えていた」と喜びを口にした。デローサ監督から4月に代表入りの打診を受けたと明かし「出場すると伝えた。とても楽しみ」と興奮していた。
米国代表入りが決まったのは、主将を務めるヤンキースのジャッジ外野手に続いて2人目。ジャッジとの共闘に「彼とは何度か話したことがある。同じロッカールームで過ごすことができるのはとてもクールだね」と話した。
スキーンズは23年ドラフトで全体1位で指名され、昨年5月にデビュー。11勝3敗、防御率1.96をマークして新人王に輝き、サイ・ヤング賞投票では3位に入った。今季9試合で3勝4敗、防御率2・63。