日本サッカー協会のエンブレム

日本サッカー協会(JFA)は14日、日本代表(FIFAランキング15位)が9月に米国遠征を行うと発表した。9月6日(日本時間7日)に西部のカリフォルニア州オークランドでメキシコ代表(同17位)と、9日(日本時間10日)に東部のオハイオ州コロンバスで米国代表(同16位)と対戦する。

26年のワールドカップ(W杯)開催国とのマッチメークが実現した。日本はすでにW杯出場を決めているが、欧州、南米などの強豪国は予選の真っ最中。W杯出場が決まっているFIFAランキング上位国と本番を見据えた環境での対戦となり、限られた選択肢の中で、最高の強化試合となる。

森保一監督(56)は「ワールドカップに向けてチーム強化を進める私たちにとっても非常に重要な試合となりますし、我々の現在地を知る絶好の機会になります」と試合の位置づけを示した。メキシコを率いるのは、14年12月から15年2月まで日本代表監督を務めていたハビエル・アギーレ監督。スペイン時代の八百長疑惑(後に証拠不十分で無罪)で契約が解除されていた元指揮官と相まみえることとなる。米国を指揮するのはトットナムやチェルシーなどの監督を歴任したマウリシオ・ポチェッティーノ氏。いずれも名将だ。

森保監督は「これらの相手にも確実に勝ちにいき、さらに高みを目指したいと思います。2026年のワールドカップ本番で最高の景色を見るための準備を選手・スタッフ全員で行ってまいります」と誓った。

・メキシコ代表戦

▽9月6日午後7時(日本時間7日午前11時)

▽オークランド・コロシアム

・米国代表戦

▽9月9日午後7時37分(日本時間10日午前8時37分)

▽Lower.comフィールド

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【日本代表】9月米国遠征決定 名将率いる米国、メキシコと対戦 森保一監督「非常に重要」