【阪神】高寺望夢、プロ1号はドロー持ち込む1発「泥くさくやろうとする。素晴らしかった」監督
日刊スポーツ 2025年05月13日 23:19:23
<DeNA1-1阪神>◇13日◇新潟
阪神が今季2度目の引き分けに持ち込んだ。1点を追う9回、プロ初の6番遊撃でスタメン起用された高寺望夢内野手(22)が、2死アウトから劇的なプロ初アーチを放ち同点に。その後、中継ぎ陣が無失点リレーでつないだ。
高寺の起用に応える活躍に、阪神藤川球児監督(44)も目を細めた。
「彼も高校から入ってきて、なかなか出るきっかけがなかったと思うんですけど、下積みがあったので、最後ホームランを打っていますけど、飛びついたりしながらでも、泥くさくでもやろうとする。年月が結構かかっているんですけど、それがタイガースで活躍するためには結構、高校生には必要な部分ではある。素晴らしかったですね。まだまだですけどね」
佐藤輝、中野、村上ら虎の主力がそろう20年ドラフト組でただ1人の高卒選手。先輩たちに負けじと“弟分”が輝きを放った。
情報提供元: 日刊スポーツ