【イラスト】パ・リーグ1週間振り返り 5月5日〜11日

先週の入れ替え&ファーム情報を、球団別でおさらいします。パ・リーグ編。

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【日本ハム】8日に今季打率1割台と低迷している選手会長の松本剛、7日オリックス戦で右足を負傷した生田目が1軍登録を抹消された。代わって9日楽天戦から、内外野守れるユーティリティー細川、中継ぎの山本拓が1軍昇格。2軍は、好投を続ける細野が15日オリックス戦で先発予定。松本剛が9日楽天戦で早速4打数2安打を放つなど、1軍復帰へリスタートした。

【オリックス】5日に山岡、森が今季初昇格。6日に初登板した山岡はすでに3試合に中継ぎ登板した。右脇腹負傷から復帰した森は、4戦で打率3割3分3厘をマークも、10日からコンディション不良で2試合欠場。同日、捕手の石川が昇格した。2軍では高卒3年目の内藤がウエスタン・リーグ最多34安打、同2位タイ3本塁打、2位21打点。未来の大砲候補がアピールを続ける。

【西武】2軍では2年目左腕の杉山が11日のイースタン巨人戦(本庄)で5回無失点だった。2軍開幕投手を務めるも、2試合目の登板で4回11安打10失点と大乱調。「もう1度全てを見つめ直してチェックしています」と作り直し、3軍戦登板も経てようやく2軍に戻った。横浜高出身で高3の時の1年生が今春センバツ優勝の中心選手たち。後輩に負けていられない。

【ソフトバンク】1日に1軍昇格したプロ2年目の岩井が好投した。6日敵地西武戦に8回からリリーフ登板。2回を投げ1安打無失点、3奪三振でチームの勝利に貢献した。9日の敵地オリックス戦は8回から登板して1回を無失点。わずか7球で打者3人を打ち取った。先発ローテーション入りを逃した板東はウエスタン・リーグの6日広島戦で8回1失点の好投を見せた。

【楽天】辰己が9日に再昇格した。昨季は158安打を放って最多安打に輝き、ゴールデングラブ賞も4年連続で受賞したバリバリの主力。不振で出場選手登録を抹消されていたが、復帰後3試合は「3番中堅」で先発し3安打をマークした。また、腰の張りで2軍調整中のハワードが7日のイースタン・リーグ、オイシックス戦で7回1安打無失点と好投。初昇格も近そうだ。

【ロッテ】6日、中村奨が22年4月以来の出場選手登録抹消となった。直近は19打数無安打で、今季の打率は1割8分6厘と不振に陥っていた。ポランコも打率2割と低迷しており、同日にともに再調整となった。2軍では7日に種市が先発登板し3回6安打4奪三振1失点。ファームでは安田が今季1号2ラン&山口の今季4号ソロと2打席連続アベック弾のYY砲さく裂で猛アピール中だ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【パ入れ替え&2軍情報】楽天辰己涼介が再昇格 オリックス内藤鵬打撃猛アピール