持っている男!明大の内海優太再び勝利の立役者に 1回戦に続き決勝打「得点圏だと一段と集中」
日刊スポーツ 2025年05月12日 18:40:56
<東京6大学野球:明大7-6立大>◇第5週第3日◇12日◇神宮
持っている男だ。明大の内海優太外野手(3年=広陵)が再び勝利の立役者となった。
6-6と同点の9回2死三塁。田中優飛投手(2年=仙台育英)の外角に来た直球をセンター前にはじき返した。お手本通りの一打で決勝タイムリー。一塁に到達して右手を力強く突き上げた。
代走を送られてベンチに引き揚げると、毛利らチームメートと一緒に抱き合った。「中盤のチャンスで全然ものにできなくて。最後は自分が決めようと思って、どんな球が来ても打ってやろうと思っていました」。4番の役割を最後の打席で務め上げた。
今季の打率は1割台とまだ本調子とはいえない中でも、立大との1回戦でも9回に決勝ソロを放つなどチャンスでしっかり結果を残してきた。勝負強さが光る打撃が目立ち「得点圏だと一段と集中力が上がる。自信は持っています」と力強い。
3カード連続での勝ち点を挙げ、単独首位に立つ。4季ぶりの優勝へ。ここぞの場面での1本で貢献する。
情報提供元: 日刊スポーツ