オリックス九里亜蓮(25年5月6日撮影)

新加入右腕に歴史的なマウンドが巡ってきた。オリックス九里亜蓮投手(33)が13日の日本ハム戦(エスコンフィールド)に先発する。

登板前日の12日は大阪・舞洲の球団施設でキャッチボールなどで調整した。今日は、球団がオリックスとなってから通算5000試合の節目。「とにかく頑張ります」と力を込めた。

前回、5月5日の同戦(京セラドーム大阪)では8回4安打無失点。4勝目を挙げてから中7日で、再び日本ハム打線と戦う。今季、同戦は3試合に先発し、3勝。広島時代から6連勝中だが、好相性の秘訣(ひけつ)は「全くないです。一生懸命頑張ります」と目の前の1戦を見据えた。移籍後、シーズンが始まって1カ月が経過。「オリックスはオリックスでチームカラーがあって、カープとはまた違った良い雰囲気がある。なじめてはいるんじゃないかな」と笑みを浮かべた。

チームは11日のソフトバンク戦に敗れ、39日ぶりに首位陥落。今日から日本ハムとゲーム差1で直接対決3連戦を迎える。負けられない戦いが続く中、まずは九里が開幕から無傷の5連勝を挙げ、勢いに乗りたい。【村松万里子】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【オリックス】5000試合節目に新加入の九里亜蓮がメモリアル白星へ「一生懸命頑張ります」