フリーマン、10歳で亡くした母へ捧ぐ4安打3打点「お母さんに届いた」「ホームランボールも届いた」
<ダイヤモンドバックス1-8ドジャース>◇11日(日本時間12日)◇チェースフィールド
ドジャースのフレディ・フリーマン内野手(35)が「母の日」にインスタグラムを更新。10歳で亡くした母ローズマリーさんへ、勝利を届けた。
ナインは「母の日」にちなんで、ピンク色のリストバンドやスパイク、ベルトなどを着用。「3番一塁」で先発出場したフリーマンもピンクの用具を使用し、9号ソロ含む4安打3打点の大暴れで勝利に貢献した。
インスタグラムでは、母ローズマリーさんとの思い出を振り返ったリール動画を引用し、お立ち台でも母と妻チェルシー夫人へ感謝の気持ちを述べた。
コメントには「お母さんに届いたね」「今日はまた特別な思いがあったことでしょう」「きっとこのホームランボールは、天国にいらっしゃるお母さままで届いたことでしょう」といった声が寄せられた。
米国育ちのフリーマンは、カナダ人の父フレッドさんと母ローズマリーさんの間に生まれた。だが10歳の時、ローズマリーさんは皮膚がんで亡くなった。フレッドさんもその2年後にうっ血性心不全で生死の境をさまよった。フリーマンは過去のインタビューで涙を流しながら「あと少しで…。12歳で両親を亡くすところだった」と語っていた。
フレッドさんは今でもフリーマンの自主トレに付き合っている。