50歳の誕生日をお祝いされ笑顔でケーキを持つ、侍ジャパン井端監督(撮影・増田悦実)

節目の50歳も野球とともに。侍ジャパン井端弘和監督が12日、50歳の誕生日を迎えた。

来年3月には世間からの注目も集まるWBCが開催される。「40歳で現役引退して、そこからぴったり10年。この10年間でやってきたことを出せたら。全国民が願ってることかなと思いますので、いい試合を見せて優勝したいと思います」と連覇へ向けて誓いを込めた。

50歳になってからの初陣は11月。「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025」として韓国代表と強化試合を行う。NPBの選手が中心のメンバーとなりそうだが「手の内を見せないところは見せない、見せてもいいところは見せる。そうやってお互い探り合うんじゃないかと思います」と本番を見据えた調整期間に位置付ける。

1次ラウンドの初戦は約10カ月後の3月6日。昨年11月に「ラグザス プレミア12」の決勝で敗れた台湾と相対する。「台湾も強力になってくると思いますし、こっちもさらにパワーアップして行くつもりでいます。お互い初戦なので、固くなると思いますので、早く主導権を握れれば」と思い描く。50歳、歓喜にあふれる1年にする。【小早川宗一郎】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【侍ジャパン】井端弘和監督が節目の50歳「全国民が願っていること」来年3月のWBCで連覇誓う