【巨人】阿部慎之助監督就任以降では5件目のトレード成立 24年6月の松原と若林など
巨人秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)とソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1の交換トレードが両球団の間で成立したことが12日、分かった。巨人のトレードは24年6月の松原と西武若林の交換トレード以来。阿部慎之助監督(46)就任以降では、5件目のトレード成立となった。
巨人はここまで19勝16敗の貯金3でリーグ2位につけているが、不動の4番岡本和真内野手(28)が6日阪神戦(東京ドーム)で負傷。その後、「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断された。一般的には全治3カ月程度とみられており、前半戦での復帰は絶望的となっている。岡本の離脱後は、増田陸内野手(24)が一塁、坂本勇人内野手(36)が三塁で起用されていたが、長距離砲の内野手は補強ポイントだった。
リチャードは、沖縄尚学から17年育成ドラフト3位でソフトバンクに入団した。20年に支配下登録され、同年から5年連続ウエスタン・リーグ本塁打王。今季は自身初となる開幕スタメンの座を勝ち取るも、6試合で打率0割9分1厘と結果を残せず、2軍降格。2軍戦では21試合の出場で打率1割6分2厘、4本塁打、10打点の成績を残している。
阿部監督就任後のトレードは以下の通り
◆23年11月 巨人ウォーカー←→ソフトバンク高橋礼、泉(交換)
◆23年11月 巨人(金銭)←→オリックス近藤
◆24年3月 巨人若林←→日本ハム郡(交換)
◆24年6月 巨人松原←→西武若林(交換)
◆25年5月 巨人秋広、大江←→ソフトバンク・リチャード(交換)