ヌートバーが「母の日」特別仕様のピンクバットで6号先頭打者本塁打「彼女が希望すれば…」
<ナショナルズ1-6カージナルス>◇11日(日本時間12日)◇ナショナルズパーク
カージナルスのラーズ・ヌートバー外野手(27)が、「母の日」特別仕様のピンクバットで母・久美子さんに贈る6号先頭打者本塁打を放った。今季メジャー最長に並ぶ8連勝に貢献した。
ヌートバーは敵地でのナショナルズ戦に「1番左翼」で出場。初回の第1打席で、3ボール1ストライクから今季メジャー最多奪三振を誇る左腕ゴアのフォーシームを捉え、右翼ポール際の2階席に運んだ。本塁打は4月30日のレッズ戦以来、11試合ぶり。先頭打者弾は今季2本目、通算では7本目となった。この日は4打数1安打1打点、1四球で今季打率2割4分4厘、6本塁打、22打点、OPS.786とした。
ヌートバーは試合後、本塁打について地元メディアに「あの打席では直球4つとカーブが来た。(ゴアは)左打者相手にフォーシームとスライダーを投げることが多いから、少し驚いたよ。でも、有利なカウントにして、良いスイングをすることを心がけた」とコメント。ピンクバットの贈り先には「Mom(母)」と答え「彼女が希望すれば、どんなものでもプレゼントしたい」と話した。
試合は5番コントレラスの6号ソロ、4番アレナドの4号2ランなどで追加点を奪い、6-1で快勝。投げては元巨人の右腕マイコラスが6回途中4安打1失点と好投し、今季2勝目(2敗)を挙げた。チームはこれでドジャース、ツインズに続き今季メジャー最長タイの8連勝。22勝19敗で首位カブスに1ゲーム差に迫っている。