勝利後にサインをするバルセロナFWヤマル(ロイター)

<スペインリーグ:バルセロナ4-3Rマドリード>◇11日◇第35節◇エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス

バルセロナのスペイン代表FWヤマル(17)がクラシコに勝利した後、「欧州チャンピオンズリーグ(CL)の試合後(インテル・ミラノ戦)、勝つことが重要だったし、それがRマドリード戦となるとなおさらだ」と語った。

バルセロナは11日に行われたスペインリーグ第35節でレアル・マドリードをホームに迎えた。エムバペに早々に2点を許す苦しい展開になるも、持ち前の攻撃力の高さを発揮し、立て続けに4ゴールを奪って前半で逆転に成功する。後半、エムバペにハットトリックを記録されたものの、それ以上失点を許さずに4-3で勝利した。これにより2位Rマドリードに勝ち点7差をつけて首位の座をキープし、2季ぶりのリーグ制覇に大きく近づいた。この試合後、チームの2点目を決め、勝利の立役者の一人となったヤマルがインタビューを受けたもようをスペイン紙ムンド・デポルティボが伝えた。

ヤマルはまず、リーグ優勝を争うライバルとの一戦について、「大きな勝ち点差をつけるために非常に重要な試合だった。欧州CLの試合の後、勝つことが重要だったし、それがRマドリード戦となるとなおさらだ。今日は楽しまないとね」と喜びをあらわにした。

一方、試合終盤に冷静さを欠いて苦しんだことについて、「その点を修正する必要がある。何度か決定機を作られてしまったが、満足しているよ」と返答した。

続いて、スタジアムに応援に来てくれた人たちに対して、「サポーターの応援は本当に特別だ。カンプ・ノウでプレーできず、ここまで来なければならないので、今季は簡単なシーズンではなかった。本当に感謝しているよ」とお礼を述べた。

そして最後に、「欧州CLは毎年開催されるものだと母親に話したよ。僕たちはそれに向けて努力し続けるが、今日はリーグタイトルに近づくために勝つことが重要だった」と話した。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 バルサ17歳FWヤマル「欧州CL後、勝つことが重要」「今日は楽しまないとね」クラシコ勝利