【G大阪】GK一森純 鈴木の退場につながったパスミスを猛省 「申し訳ない気持ちでいっぱい」
<明治安田J1:G大阪0-1広島>◇11日◇第16節◇パナスタ
ガンバ大阪GK一森純(33)が、MF鈴木徳真(28)の退場につながるミスを猛省した。
前半18分、味方DFからパスをつなごうとしたキックが、サンフレッチェ広島FWジャーメイン良(30)に渡ってしまった。ゴール前でのピンチを防ごうと後ろからジャーメインを倒してしまった鈴木が、このプレーで一発退場。試合の流れを大きく左右することになったこのミスについて、一森は「申し訳ない気持ちでいっぱい」と話した。
10人となってからは広島にチャンスを作られる場面もあったが、その後は安定した対応を見せた。決定機をセーブし、恐れることなく縦にボールを入れて攻撃のスイッチを入れるパスも出した。しかし1つのプレーが敗戦につながったことを悔やみ「全然価値のないプレーだったと思う」と唇をかんだ。
これまで数々のビッグセーブでチームを救ってきただけに、周りから責められることはないはず。それでも一森は「簡単な気持ちでピッチに立っているつもりはないけど、それでも足りなかった。結果の世界なので、もっともっと見つめ直してやらないといけないと思っている」と話し、さらなる成長に目を向けた。