G大阪対広島 前半、中央から先制のゴールを決めた広島塩谷(中央)は仲間と喜びあう(撮影・和賀正仁)

<明治安田J1:G大阪0-1広島>◇11日◇第16節◇パナスタ

サンフレッチェ広島がアウェーでガンバ大阪を下し、今季初の3連勝を飾った。

G大阪GK一森純(33)のパスミスを拾ったFWジャーメイン良(30)がゴール前で倒されて、G大阪MF鈴木徳真(28)が退場。早い時間帯に数的優位となると、同33分にはクロスの折り返しからDF塩谷司(36)が決めて先制した。ゴール前まで攻め上がって決めた塩谷は「人数をかけて入っていけばチャンスがあるかなと思ったら、いいボールが来た。勝ちたい思いが強かったので、ゴールできたこと、勝てたことは良かった」と振り返った。

後半は1人少ないG大阪に攻め込まれる時間帯が増えたが、GK大迫敬介(25)の好セーブもあって最後までゴールを許さず。2戦連続のウノゼロ勝利とした。ミヒャエル・スキッベ監督(59)は「アウェーでの難しい2試合をどちらも1-0で勝てたことはうれしい。走ること、戦う部分に関してはいいものを見せられた。ただもっと上を目指すのであれば、もっと内容のいいサッカーをしなければいけないと思っている」と勝利をたたえながらも、次戦以降での内容改善を求めた。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】今季初の3連勝も10人のG大阪に苦戦 スキッベ監督「もっと上を目指すなら内容も」