G大阪対広島 前半、広島DFをかわしシュートを打つG大阪倉田(撮影・和賀正仁)

<明治安田J1:G大阪0-1広島>◇11日◇第16節◇パナスタ

ガンバ大阪がサンフレッチェ広島に敗れ、4連勝とはならなかった。

試合の流れは前半のうちに広島に傾いた。前半18分、G大阪GK一森純(33)のパスミスがゴール前の広島FWジャーメイン良(30)に渡り、これを後ろから倒したMF鈴木徳真(28)が一発退場。G大阪はミスから数的不利になる苦しい展開となった。

人数差のまま優位に進めるようになった広島は同33分、右からのクロスをジャーメインが折り返し、中央に入ったDF塩谷司(36)が押し込んで先制。その後も惜しい場面を作った。

リードを許したG大阪はハーフタイムでFW宇佐美貴史(33)を下げて3バックにシステム変更。FW山下諒也(27)を最前線に置き、攻撃を狙う。人数の違いを運動量で埋めるように後方から選手が追い越して攻撃に関わる場面を増やしたが、最後まで得点には届かず、ホームで痛い敗戦を喫した。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【G大阪】MF鈴木徳真が前半ミスから一発退場…数的不利響き広島に競り負け連勝止まる