ダイエー球団初勝利を挙げ、ハイタッチを交わす杉浦忠監督と山本和範。左は勝ち投手の加藤伸一(1989年4月10日撮影)

<オリックス-ソフトバンク>◇11日◇京セラドーム大阪

ソフトバンクは球団の福岡移転後、通算5000試合に達する。1989年に大阪を拠点にしていた南海ホークスから福岡ダイエーホークス、福岡ソフトバンクホークスと球団名は変遷をたどってきた。試合前時点での通算成績は4999試合、2589勝、2258敗、152分け。実に“貯金331”で節目を迎えた。この日の勝利でメモリアルデーを飾れるか。福岡移転後の主な足跡は以下の通り。

◆ソフトバンク球団史(89年ダイエー以降)

▼88年10月1日 オーナー会議で南海からダイエーへの譲渡と本拠地を大阪から福岡県に変更することが承認される。

▼11月1日 福岡ダイエーホークスが発足。本拠地は平和台球場。

▼89年4月8日 新生ダイエーの初戦は東京ドームでの日本ハム戦。4-4の9回、先発山内孝が日本ハム新人の中島にサヨナラ2ランを浴び敗れる。

▼92年6月6日 西武戦で広永益隆が代打でパ・リーグ通算3万号本塁打。

▼93年4月17日 福岡市中央区に完成した新本拠地「福岡ドーム(現みずほペイペイドーム)」で初試合。0-1で近鉄に敗戦。

▼99年9月25日 ダイエーとして初のリーグ優勝。監督は王球団会長。その後、日本シリーズも制覇。

▼04年11月2日 プロ野球コンベンションで3冠王の松中信彦らが表彰を受ける。

▼04年12月24日 臨時オーナー会議でダイエーからソフトバンクへの球団株式譲渡が承認される。

▼05年1月28日 ソフトバンクへの正式球団譲渡が完了。球団名「福岡ソフトバンクホークス」、専用球場名「福岡Yahoo!JAPANドーム」が発表。

▼10年9月26日 ソフトバンク初のリーグ制覇。翌11年には2連覇を達成。

▼20年11月25日 球団初の4年連続日本シリーズ優勝。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ソフトバンク】きょう福岡移転後5000試合目 通算成績は“貯金331”/移転後の主な足跡