【日本ハム】新庄監督がレイエス全力疾走に感動「チーム全体が見習わないと」11日は一塁守備解禁
<日本ハム8-7楽天>◇10日◇エスコンフィールド
日本ハム新庄剛志監督(53)がフランミル・レイエス外野手(29)の全力疾走に感動した。
初回に先制7号ソロを放った助っ人は、3回にも痛烈な左前打を放った際に巨体を揺らして全力疾走。隙あらば二塁へ進もうという姿勢を見せた姿に指揮官は「レフト線に(打球が)行って、あの一生懸命な走塁をするところはチーム全体が見習わないといけない。なんか感動しますよね。セカンドを狙おうって。俺は心の中で『行くなよ』って思いながらも、あの姿勢はほんと心打たれるというか、大好きですね」と献身的さがあふれ出た躍動に心を奪われていた。
そんなレイエスの一塁守備を11日楽天戦(エスコンフィールド)で解禁することも明かした。開幕からDH起用が続いていた助っ人を守備に就かせるのは「野村くんが今、ずっと(一塁や左翼で)出てるじゃないですか。明日はちょっとモーレ(レイエス)にファーストを守ってもらって、野村くんは明日DHで」と4番野村の負担を軽減させる狙いがある。もうひとつの目的は「交流戦もあるんで。僕、1カ月前から準備したいタイプだから。いきなり交流戦でファーストを守っても準備不足だったら後悔するから、早い時期にファーストで出てもらって。こんな早い時期に(守らせて)けがをしたとしても、僕は準備の方を選ぶ」と説明。1カ月後を見据えた布石を打つ。