【柏】細谷が均衡破り、ジエゴが駄目押し!堅守岡山崩した 10試合負けなしで2位堅持
<明治安田J1:柏2-0岡山>◇10日◇第16節◇三協F柏
柏レイソルがファジアーノ岡山に2-0で快勝した。後半31分にFW細谷真大が均衡を破り、その後DFジエゴが追加点を挙げた。チームは3月16日の広島戦以来、10試合連続負けなし。2位を堅持した。
前半から主導権を握り、ボール支配率は70%近くに達した。再三の決定機があったが、岡山の守護神ブローダーセンのビッグセーブもあって均衡を破れず。リカルド・ロドリゲス監督は後半15分、MF仲間隼斗に代わって細谷をピッチに送った。
より攻勢を強めた柏は、後半26分に右サイドからMF久保藤次郎が持ち込み、折り返しを細谷が右足で合わせたがわずかにゴール右へ外れた。
ゴールへの機運が高まる中、後半31分だった。FW垣田裕暉へのクサビのパスがルーズボールとなったところ、MF小屋松知哉が拾ってドリブルで持ち込み、相手を引きつけて細谷へパス。冷静にゴール左隅へ蹴り込んだ。今季3点目となった。
終盤は岡山の反撃を受けたが、後半41分にはGK小島亨介がビッグセーブ。すると後半46分、スルーパスから左サイドを抜け出したDFジエゴが左足で追加点を挙げた。その後はDF古賀太陽を中心に落ち着いた対応で完封勝ちを収めた。無失点試合も7とし、リーグトップタイとなった。