阪神対中日 1回裏阪神1死、中野は二塁打を放つ(撮影・上田博志)

<阪神-中日>◇10日◇甲子園

阪神中野拓夢内野手(28)が村上頌樹投手(26)のマダックス(100球未満での完封)も達成をお膳立てした。

2-0で最終回を迎えた時点で、村上は88球を投じていた。9回先頭の田中を2球で遊ゴロに仕留めるも、続く上林に4球目を右前打とされた。この時点で94球。二塁を守る中野は冷静だった。

「見てて分かってましたし狙っているだろうなと思っていたので。ゲッツーを考えつつも1つずつアウトを積み重ねていこうという意識で最後は守っていた。ゲッツーを取れる打球が飛んできたのでそこはマダックスのためにもゲッツーは取りたいと思っていました」

その思惑通り、4球目のチェンジアップを打ち返したボスラーを二ゴロ併殺。右腕のマダックス達成をともに喜んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【阪神】中野拓夢が村上快投お膳立て「狙ってるだろうと。マダックスのためにもゲッツー取りたい」