ダイヤモンドバックス対ドジャース 9回表ドジャース1死一、二塁、大谷は右中間へ3点本塁打を放つ(撮影・滝沢徹郎)

<ダイヤモンドバックス11-14ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇チェースフィールド

ドジャース大谷翔平投手(30)が、試合を決める12号勝ち越し3ランを放った。

8-11で迎えた9回、4連打で同点に追いつくと、1死一、二塁で右腕トンプソンと対戦。カウント1-2から内角のスプリットを完璧に捉え、右翼席へ飛び込む勝ち越しの12号ソロとした。打った瞬間に両腕を天に突き上げる一打は、打球速度113マイル(約182キロ)、飛距離は426フィート(約130メートル)、角度は26度だった。

この日は第1、2打席で二塁打を放っており、2試合連続アーチを含む6打数3安打4打点の大活躍。本塁打数はヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手(32)らに並び、メジャートップタイに並んだ。

【大谷の囲み取材での一問一答】

-ホームランは狙っていたか

「本当、なんて言うんですかね。特に球種を絞らずに、甘い球がきたら振ろうと思ってたので。最終的にああいう形に、いい形で上がってくれて。ホームランになってくれてよかったなと思います」

-チャンスの場面で結果を残せることは、何か特別なことをしているのか

「特別なことはしてないです。コンタクトすることだけ最後は考えていきましたし、本当に同点になるまでの過程が一番、9回は見ててすごかったなと思います」

-今日の試合を振り返って

「そう何回もあるような試合展開では、もちろんないかなと思いますし。こっちが最初、多く点を取って。向こうが追いつく展開も熱かったですし、最後はああやってこっちが勝ち越して、逆転して抑える展開もまた熱かったので、本当に素晴らしいゲームだったと思います」

-打った瞬間の気持ちは

「率直にうれしかったですし。本当にホームランになるだろうなっていう当たりだったので、確信を持ってそう言える打球だったなと思います」

-チームメートがつないで最後を決めた気分は

「本当、同点までが、なんて言うんですか、本当に難しいというか。ああいう場面、最後は僕が決めましたけど、同点までが本当に…。9回の場面は、マンシーが(同点打を)打ったのが本当に(大きかった)。それまでもそうですけど、あの1打がやっぱりまだまだいけるぞというか、あの場面でタイゲームになる、こちらの方が勢いがあったのかなと思います」

-明後日は母の日

「まだ母の日ではないので、無理やりつなぐことはないですけど。それはね、もちろん感謝してれば、直接伝えればいいですし」

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 劇的12号3ラン大谷翔平、ミラクル逆転勝利「熱かった」「本当に素晴らしいゲーム」/一問一答