ドジャースがミラクル大逆転勝利 敗戦濃厚の9回に4連打で同点&大谷翔平が勝ち越し12号3ラン
<ダイヤモンドバックス-ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇チェースフィールド
ドジャースが9回に奇跡的な逆転劇で勝利した。大谷翔平投手(30)の勝ち越し3ランで試合を決めた。
先発の佐々木朗希投手(23)が4回0/3を5失点。救援陣も失点を重ね、5本塁打を許すなど、8-11で9回に突入した。
Dバックスのギンケルに対し、先頭フリーマンが三塁への内野安打で出塁。続くアンディ・パヘス外野手(24)が、左翼線への二塁打で1点を返した。さらに、キケ・ヘルナンデス内野手(33)の適時二塁打で1点差に迫ると、マックス・マンシー内野手(34)が右前に同点の適時打を放った。4連打で同点に追いつくと、1死からマイケル・コンフォート外野手(32)が死球で1死一、二塁とし、大谷を迎えた。
Dバックスは、ここで右腕トンプソンを投入。大谷は右翼席への12号勝ち越し3ランを放ち、勝負を決めた。打球速度は113マイル(約182キロ)、飛距離は426フィート(約130メートル)で、打った瞬間に大谷は両手を突き上げた。
大谷は第1打席から中越え二塁打、左中間適時二塁打、空振り三振、空振り三振、右飛、右越え本塁打。
佐々木朗希投手(23)は、4回0/3を61球、5安打3四死球で5失点。最速は97・5マイル(約157キロ)で、三振は1つも奪えなかった。