オリオールズ菅野智之が７回１/３を１失点の好投で４勝目 チームの連敗を５で止める

エンゼルス戦で力投するオリオールズ菅野智之（AP）

＜エンゼルス1－4オリオールズ＞◇9日（日本時間10日）◇エンゼルスタジアム

オリオールズ菅野智之投手（35）が、自己最長の7回1／3を3安打1失点5奪三振の好投で今季4勝目を挙げ、チームの連敗を5で止めた。

1、2回は3者凡退に封じ、3回1死からアデルに初安打を浴びたが、後続をピシャリ。5回に2死から二塁打を浴び、この試合では初めて得点圏に走者を背負ったが、アデルを三ゴロに抑えた。

6回は、表の攻撃で打線が無死一、二塁の好機で無得点に終わった直後で、嫌な雰囲気も漂う中、3者凡退で試合の流れを渡さず。7回は先頭のモンカダに三塁打を浴び、遊ゴロの間に1点を許したが、後続を抑えた。

8回は先頭のレンヒフォを二ゴロに抑え、2番手のカノにバトンを渡した。球数は93球だった。

打線は、1回にガナー・ヘンダーソン内野手（23）の4号ソロで先制。2回にも2点を追加し、菅野を援護した。巨人時代も連敗ストッパーだった男が、開幕から低迷するチームの苦境を救った。