5回満塁本塁打を放ったグリエル(左=AP)

<ダイヤモンドバックス-ドジャース>◇9日(日本時間10日)◇チェースフィールド

ドジャースが最大5点差をひっくり返された。

先発の佐々木朗希投手(23)が、1回に2本塁打で3失点するも、打線が3回までに9安打8得点。佐々木も2回以降は立ち直り、4回まで4失点となんとか踏ん張っていた。

だが、5回に先頭マルテに四球を与えたところで、デーブ・ロバーツ監督(52)は、2番手アンソニー・バンダ投手(31)を投入。勝利投手の権利目前の決断も、バンダは四球と安打で2死満塁のピンチを招き、グリエルに左翼席へ同点のグランドスラムを浴びた。

開幕から投手陣の故障が相次ぎ、リリーフ陣の負担が大きいドジャースは、バンダを6回も続投。先頭ペルドモに左前を許すと、2四球で1死満塁とした。ネーラーを空振り三振に仕留めると、ロバーツ監督は3番手にルイス・ガルシア投手(38)を投入。スアレスにフルカウントから押し出し四球を与え、ついに5点差をひっくり返された。

ドジャースは投手陣が「火の車」状態。先発陣はブレーク・スネル投手(32)、タイラー・グラスノー投手(31)、クレイトン・カーショー投手(37)らが負傷者リスト(IL)入り。リリーフ陣はマイケル・コペック投手(29)、ブルスター・グラテロル投手(26)、エバン・フィリップス投手(30)らがIL入りしている。

野手陣もトミー・エドマン内野手(30)とテオスカー・ヘルナンデス外野手(32)が、負傷離脱している。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 ドジャース、最大5点差をひっくり返される 佐々木朗希が5回途中降板、投手陣は「火の車」状態