【DeNA】林琢真、涙のお立ち台「見に来るの最後かも」祖母の前でサヨナラ打、年明けは祖父死去
<DeNA4-3広島>◇9日◇横浜
サヨナラ打を放ったDeNA林琢真内野手(24)が、お立ち台で声を詰まらせた。8回に代走で出場して二盗に成功。延長10回の守備では三塁側カメラマン席に突っ込みながら邪飛を好捕。その裏1死二塁で、左中間へのサヨナラ適時打を放った。
試合後のお立ち台。林は目尻を光らせながら、今年に懸ける思いをファンに語った。
試合後のヒーローインタビューは以下の通り。
-自身初のサヨナラ打。今の気持ちから
そうですね、今日、家族とじいちゃんとばあちゃんが見に来ていたので、ばあちゃんが足が悪いので、見に来るの最後になるかもと言われていたので…。打てててよかったです。
-家族の前で、そしておばあちゃんの前で、最高の活躍を見せましたね
そうですね、あと、今年の年明けに僕のじいちゃんが亡くなっちゃったので、そのじいちゃんの分も…今年は絶対やってやろうという気持ちでいたので、まだシーズン始まったばかりですけど、頑張りたいと思います。
-最後の二塁打を振り返っていただけますか
毎日今日が最後の試合だという気持ちでグラウンドに立っているので、こうしてチームに貢献できて本当によかったです。
-代走で出場して盗塁を決め、10回表、サードへのフライをガッツあふれるファインプレーもありました
そうですね、僕は守備と盗塁が売りの選手だと思っているので、まずはそこで貢献できるようにという気持ちで守っていました。
-改めて3年目の今シーズン、どういう思いで試合に臨んでいるのでしょうか
僕はもう毎試合毎試合、命かけて、根性を出してやろうと思っているので、そんな試合をシーズン終わるまで続けたいなと思います。
-これからに向けて、意気込みをお願いします
今チーム状況がなかなかよろしくないと思うんですけど、まだまだ始まったばかりなので、ここから逆襲していけるように頑張っていきます。応援よろしくお願いします!