ヤクルト対巨人 7回のピンチを切り抜け雄たけびを上げるヤクルト高梨(撮影・井上学)

<ヤクルト5-2巨人>◇9日◇神宮

ヤクルトが雨中の一戦を制し、借金を6に減らした。

来日5年目の両助っ人が頼りになった。2点を追う4回1死満塁、オスナが左前適時打で反撃ののろしを上げた。「先制されたので1点でも早く返したかった」とうなずいた。1点を追う6回無死二塁ではサンタナが左前に運び、同点適時打。さらに7回は先頭オスナが「完璧でした」と左越えの2号勝ち越しソロを放った。

8回には1死から3番茂木とプロ初4番の内山の2者連続アーチで、とどめを刺した。

2回から強い雨が降り注いた中、先発の高梨が7回を7安打2失点(自責1)にまとめた。2回2死では遊撃赤羽が飛球を落とす適時失策で先制点を失ったが、116球の力投で今季初勝利を手にした。高梨は20年7月12日(ほっともっと神戸)以来、5年ぶりの巨人戦の白星となった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【ヤクルト】雨中の一戦で逆転勝ち 高梨裕稔が7回2失点、5年ぶりG戦白星 両助っ人も躍動