西武対ロッテ 5回裏西武1死二、三塁、モンテルの時、ボスの暴投で生還する源田(撮影・河田真司)

<西武1-0ロッテ>◇9日◇大宮公園

西武が悪夢の“始まりの地”で今季2連勝した。

先発したアンダースロー右腕の与座海人投手(29)が風雨をものともせず、むしろ風は生かし、クイックも交えながら時間差投法を展開。ロッテ打線を崩しながら、6回までスコアボードに「0」を並べた。

均衡が破れたのは5回。西武は1死二、三塁とし、打席には支配下登録されて2試合目のモンテル外野手(25)だ。ファウルフライを相手が落球した直後、モンテルは空振り三振に倒れるも、そのスライダーがショートバウンドに。三塁走者源田壮亮がホームに突っ込み、先制点を挙げた。

ラッキーかつ貴重な1点を救援陣も守り切り、これで貯金2とした。

シーズン91敗した昨季は、4月9日のロッテ戦(大宮公園)で完封負けしたのをきっかけに7連敗。それ以降は秋まで泥沼でもがいたが、今季は大宮での主催2試合を2戦とも勝利。ここがむしろ、上昇気流のきっかけになるか-。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】風雨の中、与座海人が6回無失点 源田壮亮の隙を突く好走塁で得た1点を守り貯金2