西武対ロッテ 5回裏西武1死二、三塁、空振り三振に倒れるモンテル(撮影・河田真司)

<西武-ロッテ>◇9日◇大宮公園

極めてベタながら「モンテル、持ってる」だ。

西武のモンテル外野手(25)が先制点にラッキーな形で貢献した。

育成契約3年目で、7日に支配下登録されたばかり。この日が2試合目の出場で、第1打席で右前にプロ初安打を放った。

そうして迎えた5回1死二、三塁の第2打席。2球目を打ち上げ、一塁のファウルフライに…と思ったら、最後にロッテ一塁手の立松のミットから白球がこぼれた。

とはいえ0-2と追い込まれ、苦しい状況に変わりはない。3球目のスライダーを空振りした。

三振。ところがこれがショートバウンドし、捕手寺地が前にポーンとはじく。この間に三塁走者の源田がホームを陥れ、貴重な先制点になった。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【西武】「モンテル、持ってる」幸運な先制点 ファウルフライ落球→空三振→捕手はじき三走生還