元阪神スアレスが来年WBC出場へ意欲 34歳のパドレスリリーフで今季メジャー最多14セーブ
かつて阪神などでプレーしたパドレスのロベルト・スアレス投手(34)が、来年3月に開催される第6回WBCに母国ベネズエラ代表として出場する意向を示した。
スアレスは6日(日本時間7日)のヤンキース戦前にMLBネットワークのジョン・モロシ氏のインタビューに応じ、WBC参加について問われると「出場したいと思っている。だが、今はパドレスでプレーすることが最優先。もしシーズンを100%の健康状態で終えることができれば、参加できると思う」と明かした。出場すればソフトバンクに在籍していた17年以来、2大会ぶり。前回は1次ラウンドのメキシコ戦で右肘を負傷し、その後トミー・ジョン手術を受けた。
スアレスは16年から19年までソフトバンク、20、21年に阪神でプレー。阪神時代は2年連続で最多セーブに輝いた。NPBでは通算191試合で7勝13敗、37ホールド68セーブ、防御率2・81。
22年にパドレスと1年契約を結び、セットアッパーとして活躍。同年オフに5年総額4600万ドル(約66億7000万円)で契約延長した。昨シーズンから抑えを務め、昨季は36セーブを挙げオールスターに初選出。今季は17試合で両リーグ最多の14セーブ、防御率0・53と圧倒しており、3・4月のナ・リーグ月間最優秀リリーフに選出された。