田中碧(2025年3月撮影)

来季プレミアリーグに昇格するリーズの日本代表MF田中碧(26)が9日までにインスタグラムを更新し、イングランドチャンピオンシップリーグ(2部相当)優勝を果たしたシーズンを総括した。

「シーズンが終わりました。ヨーロッパに来て初めて自分がやってきたことが報われたと感じました。ここまで来るのに時間がかかりすぎたし遠回りしたと思います。諦めかけそうな時もありましたがどんな時も自分を信じて、今自分にあるものでもがき続けたからこそここまで来れたと思ってます。

ただ誰よりも自分が理解していますが、まだ何も成し遂げてないですし、やっとスタートラインに立つ権利を得ただけなんだなと。これからまた違う試練や壁にぶつかると思いますけどそれすらも喜びに感じながら成長していきたいと思います。今まで以上に自分と向き合って自分の中の不可能を可能にしていけるように努力します」

今季は43試合5得点2アシストを記録してリーグ公式の年間ベストイレブンに選出されている。2部はいえ、欧州5大リーグに次ぐレベルとも言われるリーグで躍動。ドイツ2部デュッセルドルフから加入した1季目で、クラブのプレミアリーグ復帰の原動力となった。また、選手投票によるチームの年間最優秀選手にも選ばれている。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 リーズ田中碧「ヨーロッパに来て初めて…」シーズン総括し心情吐露「やってきたことが報われた」