バルセロナ・ラポルタ会長、CL決勝進出逃し「レフェリーの不利な判定のせいで叶わなかった」
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):パリSG2-1アーセナル>◇7日(日本時間8日)◇準決勝第2戦◇パリ
バルセロナのラポルタ会長(62)が欧州チャンピオンズリーグ(CL)敗退後、「決勝に進むために戦ったが、レフェリーの不利な判定のせいでそれが叶わなかった」と苦言を呈した。
バルセロナは6日にアウェーで行われた欧州CL準決勝第2戦でインテル・ミラノと対戦したが、3-4(2試合合計6-7)で敗れ、10大会ぶりの優勝を成し遂げられなかった。この翌日、ラポルタ会長がクラブの公式X(旧ツイッター)で厳しい敗戦を振り返った。
ラポルタ会長はまず、「ミラノに駆けつけてくれた4000人以上の人たち、そして我々が掲げた目標を達成できるように、シーズンを通じてハンジ(フリック)や選手たちを支えてくれたすべてのクレ(バルセロナサポーター)に感謝を伝えたい」とお礼を述べた。
インテル戦ではまた、フリック監督やペドリなどから判定に関する批判の声が挙がっていた。ラポルタ会長も同様に、「リーグ優勝を成し遂げるために全員がメンタル面を回復させる必要がある。ミュンヘンでの決勝に進むために戦ったが、レフェリーの不利な判定のせいでそれが叶わなかった」とマルチニアク主審のジャッジを批判した。
続いて来季に向け、「我々には現在と未来を見据えたチームがある。努力し続ければ夢は叶い、来季再び欧州CLに戻り、優勝を目指して戦えると確信している」と意気込みを語り、今週末に開催されるリーグ優勝に向けたレアル・マドリードとの大一番に関して、「優勝するための重要な試合だ」と言及した。(高橋智行通信員)