【巨人】岡本和真は「左肘の靱帯損傷」全治3カ月程度で前半戦絶望 チームに大きな痛手
巨人は7日、岡本和真内野手(28)が横浜市内の病院で精密検査を行い「左肘の靱帯(じんたい)損傷」と診断されたと発表した。6日阪神戦(東京ドーム)で負傷交代し、この日に出場登録を抹消された。負傷直後は「左肘の筋損傷」と診断されていた。全治まで一般的には3カ月程度とみられ、前半戦の復帰は絶望的となった。
阿部監督は阪神戦後に「長引きそうなんで、そう覚悟して、早く戻ってくれればうれしいですけど、彼も責任感持ってやってくれていたと思う。早く治すことに集中してもらいたいなと思います」と話した。
岡本は今季ここまで開幕から負傷するまでの全31試合で不動の4番に座った。打率3割8厘、8本塁打、25打点はいずれもリーグ5位以内の高水準。本塁打、打点はチームトップだった。打線を枢軸としてけん引してきただけにチームにとっては大きな痛手となる。
また、登録抹消は東京五輪時やCS直前などの選手一斉抹消、23年8月29日の「コロナ特例」を除くと、17年9月13日の再調整による登録抹消以来、2793日ぶり。不動の4番にとって、けがによる登録抹消は入団以降初となった。