勝利を喜ぶインテル・ミラノのヤン・ゾマー(ロイター)

<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):インテル・ミラノ4-3バルセロナ>◇6日(日本時間7日)◇準決勝第2戦◇ミラノ(イタリア)

過去3度優勝のインテル・ミラノ(イタリア)がバルセロナ(スペイン)に延長の末に4-3で競り勝ち、2戦合計7-6として2季ぶりの決勝進出を果たした。インテル・ミラノは敗退寸前だった2-3の後半追加タイムに37歳のDFアチェルビが決めて追い付き、延長前半9分に途中出場のMFフラッテージ(25)のゴールで勝ち越した。

打ち合いになったが、インテル・ミラノは元スイス代表GKヤン・ゾマー(36)の好守が光った。延長戦でバルセロナのFWヤマルの決定的な左足でのシュートを右手で防ぐなど計7本のセーブを記録。試合の最優秀選手に選ばれ「とてもうれしい。素晴らしい試合ができた」と喜んだ。

「ヤマルの最後のシュートセーブが最も印象に残っています。彼は素晴らしい選手で、幸いにもゴールを許さなかった。多くのチームなら2-3となったら、あきらめていたでしょうが、私たちはあきらめず、逆転することができた」と誇った。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【欧州CL】インテルGKゾマー「ヤマルの最後のシュート」など計7本ストップで試合のMVP