【G大阪】164センチFW山下諒也が決勝ヘッド「意外と得意」好調浦和破り3連勝
<明治安田J1:浦和0-1G大阪>◇6日◇第15節◇埼玉
ガンバ大阪が敵地で浦和レッズを1-0で破り、今季初の3連勝を飾った。FW山下諒也(27)が決勝点を挙げ、チームを勝利に導いた。
後半8分、FW食野亮太郎からの左クロスに大外から飛び込み頭で合わせたヒーローは「良いボールが来たのであとは当てるだけでした」と仲間に感謝した。164センチと小柄だが「ヘディング感覚はあります。意外と得意」と笑った。
足がつるまで走り、守備でも激しいプレスバックで相手の強力MFマテウス・サヴィオを封じた。「意識していました。攻撃メインよりも、サヴィオ選手に自由にやらせない意識の方が強かったです」。相手のエースを後ろ向きにプレーさせることで、自身の攻撃回数も自然と増え、得点機にもつながった。
今季4点目にも浮かれない。「手応えというよりもう危機感しかないので。去年僕が点決められればチームがもう少し上位にいけたと思っている自覚はあるので、危機感はずっとやってます」と気を引き締めた。
今季初の3連勝で5位まで浮上した。「連勝を重ねて上位に食らいついていきたい」と力を込めた。【佐藤成】