神戸対C大阪 神戸に勝利し、仲間と喜ぶC大阪柴山(左端)(撮影・藤尾明華)

<明治安田J1:神戸1-3C大阪>◇6日◇第15節◇ノエスタ

セレッソ大阪が、MF上門知樹とMF柴山昌也の今季初ゴールで神戸に逆転勝ちした。

前半追加タイムにCKから先制を許したが、その直後に相手のミスを逃さず突いた上門が同点弾。後半38分には、GKからつないだボールにFW中島が抜け出し、最後はFWのRハットンの落としを途中出場の柴山が左足でゴール左隅に流し込んで勝負を決めた。後方からの難しいボールを決めた上門は「集中を切らさず僕のゴールにつなげてくれた。全員に感謝したい」と喜びを語った。

けが人の影響で登録選手枠を1人空けた19人で臨んだ苦しい状況。そんな中でチームを救う働きをした上門は「自分もシバ(柴山)も、信じてやり続けた結果」と胸を張り、パパス監督は「できる選手たちなのでビックリはしていない」と選手への信頼を口にした。2戦連続の逆転勝利で、遅ればせながら今季初の連勝だ。ようやくC大阪が浮上のきっかけを得た。【永田淳】

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【C大阪】神戸に逆転勝ち 同点弾の上門知樹「集中を切らさず僕のゴールにつなげてくれた」