ヤクルト対広島 練習に臨む広島ハーン(撮影・江口和貴)

広島テイラー・ハーン投手(30)が6日、1軍に合流した。今季セットアッパーを務める左腕は急性胃腸炎のため、3日中日戦(マツダスタジアム)から欠場していた。4日ぶりにチームに合流した助っ人は「(体調は)だいぶ良くなりました。感じは悪くなかった。ただ、あれだけの体調不良だったので、ゆっくりと元に戻そうかなと思っています。焦ってもけがにつながる」と笑顔を見せた。

前日5日のヤクルト戦(神宮)はブルペンデーとして6投手のリレーで勝利した広島にとっては、恵みの雨と言える。この日は9連戦の8戦目で、中継ぎ陣は栗林、森浦、島内、塹江の4投手が連投中と、特に中継ぎ陣にはいい休養になった。また、病み上がりのハーンにとっても、調整に充てる時間を持てたことはプラス。「体を休めるという意味では恵みの雨かもしれないが、試合の中で動いてみないと分からないこともある。まずは試合に入れるように、体調を戻していきたい」。7日の状態次第では、当日のヤクルト5回戦にもブルペン入りする。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 【広島】急性胃腸炎のハーンが1軍合流「だいぶ良くなりました」早ければ7日にもブルペン待機