ドジャース新戦力キム・ヘソンが初スタメンでメジャー初安打 大谷翔平の打席で二盗に成功
<マーリンズ-ドジャース>◇5日(日本時間6日)◇ローンデポパーク
ドジャースの金慧成(キム・ヘソン)内野手(26)が、メジャー初安打を放った。
「9番二塁」でスタメン出場すると、右腕アルカンタラから3-0の5回無死、外角のツーシームを左前へ運んだ。これがメジャー初安打となり、ボールはドジャース側のベンチへ返された。
続く大谷翔平投手(30)の打席では、今季2盗塁目となる二盗に成功。大谷の9号2ランで生還した。
3日(同4日)にメジャー初昇格を果たすと、守備や代走で出場。この日が初スタメンとなっていた。
金慧成(キム・ヘソン)は、韓国プロ野球キウムからポスティングシステムを利用し、今季からドジャースでプレー。3年総額1250万ドル(約19億3750万円)で、2年間の球団オプション付き。昨年12月7日にポスティング申請したキムと各球団との交渉期限は米東部時間3日午後5時で、締め切り直前に契約がまとまった。
17年にプロデビューした金慧成は、俊足好打の選手として通算打率3割4厘、37本塁打、386打点、211盗塁の成績を残した。21年以降は4年連続打率3割をマークしたほか、20年東京五輪、23年アジア競技大会には韓国代表として出場した。