レアル・ソシエダード久保建英(2024年撮影)

レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)がバスクダービーで受けたファウル数が、スペインでのキャリア最多タイだったことをスペイン紙ムンド・デポルティボ電子版が5日に報じた。

久保は4日にホームで行われたスペインリーグ第34節ビルバオ戦(0-0)に先発出場し、いつも通り4-3-3の右ウイングでプレーした。しかし、ビルバオに徹底的に警戒され、突破を図るたびに厳しいマークに遭い、82分間の出場で前半4回、後半3回の計7回ものファウルを受けた。

ムンド・デポルティボ紙によるとこの数字は、マジョルカ時代の22年2月26日に行われたスペインリーグ第26節バレンシア戦(0-1)と並び、スペインでのキャリア最多の被ファウル数であるとのことだ。

それでも久保はビルバオ守備陣に怯むことなく立ち向かい、14回あったデュエル(空中戦は含まず)のうち11回勝利し、試合後に今季9度目のマッチMVPに輝いた。

スペイン紙アスのデータによると、久保が今季のスペインリーグで受けたファウル数は合計65回。これはヘタフェのナイジェリア人MFウチェ(ヘタフェ)に並びリーグで2番目に多い。その上にはレアル・マドリードのブラジル代表FWビニシウス(67回)がいるのみである。(高橋智行通信員)

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 久保建英、ビルバオ戦7回の被ファウル数はキャリア最多タイ 今季65回はビニシウスに次ぐ2位