東大阪大柏原対都島工 東大阪大柏原対都島工 力投する都島工先発の三樹(撮影・前田充)

<高校野球春季大阪大会:東大阪大柏原11-0都島工(6回コールド)>◇5日◇5回戦◇GOSANDO南港

夏のシードを獲得した都島工(大阪)は東大阪大柏原にコールド負けを喫した。

先発三樹(みき)凛太郎投手(3年)は立ち上がり2回を無失点も2回以降に打ち込まれて6回16安打11失点。「球速、変化球のキレ…。夏までに全部の底上げが必要です」と夏を見据えた。

05年夏に大商大高エースで大阪8強に貢献した小宅(こやけ)健太郎監督(38)は「(自分が)こういう公立校はいやだなと知っているのは武器」と話す。

夏の聖地は8強入りした1951年(昭26)から遠ざかる。147チームが参戦した今春大阪で夏のシード権を獲得した公立校は、同校と香里丘、堺東の計3校。強豪私学に16安打を浴び敗退したが、うつむく暇はない。小宅監督は「今日は柏原さんの力に圧倒されました。力で勝てなかったですが、夏もう1度チャレンジしたいです」と意気込んだ。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 今夏大阪シードの都島工が東大阪大柏原に敗戦…変則投手と元私立校エース指揮官が夏リベンジ誓う