大阪桐蔭・森陽樹“5回ノーノー”奪三振ショーで準々決勝へ「夏の最後まで見る」NPBスカウト
日刊スポーツ 2025年05月05日 11:22:23
<高校野球春季近畿地区大会大阪府予選:大阪桐蔭7-2精華>◇5日◇5回戦◇GOSANDO南港
22年以来、3年ぶりの春王者を目指す大阪桐蔭は、プロ注目右腕の奪三振ショーが光り、準々決勝進出を果たした。
NPBスカウトがネット裏に列席した中で先発した最速153キロ右腕・森陽樹投手(3年)は、5回無安打8奪三振無失点の“ノーノー”投球でスコアボードにゼロを並べた。
昨秋は背番号1だったが、プロ注目コンビの中野大虎投手(3年)にエースナンバーを譲り、背番号10で臨んだ一戦。巧みに三振の山を築き、走者は初回に与えた1四球の1人のみ。二塁を踏ませない投球を披露した。
この日、NPBスカウトのスピードガンで最速147キロをマーク。視察した広島鞘師スカウトは、「(特に)カーブがよかった。元々(の素材)がいいし、途中から力みもなくなっていた。夏の最後まで見ていきます」と評した。
情報提供元: 日刊スポーツ