レアル・ソシエダード久保建英(2024年撮影)

<スペインリーグ:Rソシエダード0-0ビルバオ>◇4日(日本時間5日)◇第34節◇レアレ・アリーナ

【サンセバスチャン=高橋智行通信員】レアル・ソシエダードの日本代表MF久保建英(23)が、退任するイマノル・アルグアシル監督への感謝を口にした。

ビルバオ戦は右ウイングでプレーし、相手の執拗(しつよう)なファウルに自由を奪われた。それでもスピードに乗ったドリブル、鋭いボール奪取やFKから正確なボールを配給するなどし、今季9度目のマッチMVPに輝いた。

その試合後、アルグアシル監督はどういう存在だったか問われると、こう語った。

「イマノル監督に出会ってから僕のサッカー人生というのが大きく変わったと思います。また、軌道に乗せてくれたというか、色々なところから僕のプレーが注目されるようになりました。チームとしてもチャンピオンズリーグに出て、チームが成長する助けに自分もなれたという感覚もありますし。ここにきてからあと4試合終わるまで。たまにもうちょっと出してくれとか色々とありましたけど、総括すると本当にいいことしかなかったと思います。すごい感謝しています。彼は多分、このクラブを愛しているんで、ここで終わったからといって次すぐということはないと思いますし、休息を取ると思いますけど。今まで多分、色々と大変だった分、しっかり休んでほしいなと思っています」

“僕のサッカー人生が大きく変わった”。その言葉には実感がこもっていた。

情報提供元: 日刊スポーツ
記事名:「 久保建英「イマノル監督に出会って僕のサッカー人生が大きく変わった」今季で退任の指揮官に感謝